写真で解説する「W53T」

» 2007年05月23日 04時57分 公開
[太田百合子,ITmedia]

 最薄部18ミリというスリムボディが際立つワンセグ端末が、東芝製の「W53T」。回転2軸ボディのヒンジ部から先端にかけて、スパッと切り取ったようなウェッジシェイプ(くさび形)デザインが特徴で、スーツのポケットなどにもスマートに収納できる。

photophoto カラーはいずれも宝石の名前を冠した、ピンクサファイア、ブルートパーズ、ブラックダイヤモンドの3色
photo いずれも大人っぽく落ち着いた色合いで、香水やアクセサリー類にとけ込んでいる

 メインディスプレイのワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応の2.8インチ液晶は、光の乱反射を抑えるクリアスクリーンを採用。さらに3色中の2色はディスプレイの外枠にブラックカラーを配し、液晶テレビのような1枚パネル風に演出。東芝製AVノートPCの「Qosmio」や液晶テレビ「REGZA」で培った映像技術をもとに、記憶色の再現にこだわった鮮やかな映像がブラックフェイスに映える。

photophoto 光沢のあるディスプレイ部に対して、ダイヤルキー部分にはつや消し素材を採用。各々が独立したキーとともに、使用頻度の高い決定キーは凹凸付きになっている。指のかかりがよく、かなり操作しやすい
photophoto ヒンジから先端に向けてスパッと斜めに切り取ったような、ウェッジシェイプ(くさび形)デザイン。最厚部は約20ミリ、最薄部は約18ミリとなり、わずか2ミリの差の傾斜だが、凹凸のない形状のため、それがより際だって見える。本体左側面は、2Gバイトまで対応のmicroSDスロットと卓上ホルダ用の充電用接点を搭載。2GバイトのmicroSDに最大10時間の番組を録画できる。本体右側面はシャッターキー、撮影補助用ライトキー、上/下兼チャンネル切り替えキー、マナーキー、角形イヤフォン端子が並ぶ
photophoto 回転2軸ボディを採用するので、通常の縦位置スタイルはもちろん、ディスプレイを回転して折りたたむスタイルでもワンセグを視聴できる。本体上面、ヒンジの近くにワンセグ受信用ロッドアンテナと赤外線ポート、ストラップホールを配置。滑り止めを兼ねた3本の溝が、端末の周囲を取り囲む。これがデザインのアクセントにもなっている
photophoto サブディスプレイにLEDと有機ELの文字が浮かび上がり、日付や時刻、着信通知、メール受信が確認できる。文字が消えるとハーフミラー調となり、まるでサブディスプレイなど存在しないかのようなデザインのアクセントを演出する
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photophoto 裏面に196万画素のAFカメラを搭載し、FeliCaサインがある。本機は対応FeliCa端末同士をかざして情報交換できるauの新サービス「Touch Message」にも対応。Touch Messageは、メッセージやプロフィール、アドレス帳の送信のほか、データフォルダ内の写真なども送受信できる。保存した写真の明るさを5段階まで変更できる、ブライト変換機能も搭載。室内など光量の少ない場所で暗く写ってしまいがちな携帯カメラで、容易に明るさを調整できる
photophoto 「au Media Tuner」の設定をオンにすると、ディスプレイの回転と連動して自動的にワンセグを起動できる。ピンクサファイアとブラックダイヤモンドカラーは、ディスプレイ外枠がブラック仕様のため液晶の1枚パネルのように見え、まるでポータブルテレビのような雰囲気が味わえる。記憶色に基づいて画質チューニングされた映像は高コントラストで色鮮やか。ノーマル/ファイン/シネマ、計3つの画質モードのほか、音質もDBEX/WIDE/HALLモードで切り替え可能。最大連続視聴時間は約4時間(DBEXオフ時)

 このほか、LISMOやLISMO ビデオクリップ」にも対応。音楽は約19時間の連続再生が可能だ。また、「災害時ナビ」や開封前にアニメーション表示ができる「ラッピングメール」など、新機能にも対応。辞スパ、ボイスレコーダ、PCサイトビューアー、PCドキュメントビューアーなども標準で装備する。

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