ソニー「エアボード」にブロードバンド対応モデル登場,受注生産で価格は13万円弱

ソニーはパーソナルITテレビ「エアボード」のブロードバンド対応バージョン「IDT-LF1E」を9月1日に発売すると発表した。

【国内記事】 2001年7月19日更新

 ソニーはパーソナルITテレビ「エアボード」のブロードバンド対応バージョン「IDT-LF1E」を9月1日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで,受注生産となる。SonyStyleでの価格は129,000 円だ。

 基本的な仕様は,既発売のモデル「IDT-LF1」から変更はないが,モジュラージャックの代わりに10Base-Tの端子を備えている。これにより,ベースステーションの背面の各端子の位置が少々異なる。また,ボディカラーが白から薄いブルーグレーになっている。なお,テレビ受信チャンネルは,VHF,UHFのほか,CATV:C13〜C35にも対応した。

 「エアボード」は、ベースステーションと,自由に持ち運び可能な10.4型液晶モニタを組み合わせたシステム。モニタは移動可能で,ワイヤレスでインターネットからテレビ,ビデオ鑑賞が楽しめる。電波の通信距離は屋内で約30メートル。また,操作はペンタッチで行え,簡単な操作で気軽にインターネットが楽しめる。

 なお,SonyStyleでは,「IDT-LF1E」の先行予約販売を予定している。

 同社では,エアボードのサイトも一新,さまざまなシーンでエアボードの活用法を伝える生活スタイルを提案するものになっている。

製品名 IDT-LF1E
TV機能 NTSC方式,VHF 1〜12ch/UHF 13〜62chF CATV:C13〜C35
液晶パネル 10.4型TFT(800×600ピクセル)
スピーカー ステレオ
インタフェース ベースステーション:アンテナ端子(F型)×1/ビデオ入力×1/モジュラージャック×1/AVマウス出力×1,モニター:メモリースティックスロット×1/ヘッドホン端子×1/キーボード端子(PS/2)×1
無線通信変調方式 DS-SS(IEEE 802.11b準拠)
通信距離 約30メートル(屋内)
イーサネット 10Base-T
メモリ ベースステーション:RAM 8Mバイト/ROM 16Mバイト,モニター:RAM 16Mバイト/ROM 32Mバイト
電源 ベースステーション:ACアダプタ,モニター:リチウムイオン充電池(電池使用可能時間:標準で約1時間)
サイズ ベースステーション:239(幅)×148(奥行き)120(高さ)ミリ,モニタ:320(幅)×204(奥行き)×390(厚さ)ミリ
重量 ベースステーション:約1キロ,モニタ:約1.5キロ(バッテリー含)
価格 オープンプライス(13万円弱)

関連リンク
▼airboard
▼ SonyStyle/airboard

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