J-COM，インターネット接続料を5800円に値下げ

ジュピターテレコムは，9月よりインターネットサービスの接続料金を700円値下げする。併せて，グループ各社で利用するサービス名称を「J-COM Broadband」に変更。

【国内記事】

2001年8月20日更新

　ジュピターテレコム（J-COM）は8月20日，インターネット接続サービス「J-COM@NetHome」の月額利用料金を9月から5800円に値下げすると発表した。ADSLサービスの相次ぐ低価格化に対抗し，従来の6500円から700円値引きする。

　対象となるケーブルテレビ局は，北海道，関東，九州エリアにあるJ-COM局15社のうち，J-COM YY八千代を除く14社。料金にはケーブルモデムレンタル料が含まれているほか，ISPサービスの内容にも変更はない。これにより，CATVとのパック料金は8600円（J-COM東京など，CATVの月額料金が3600円の場合）から，電話サービスとのパック料金は6830円（電話サービスを行っているJ-COM局に限る）からとなる予定だ。

新ブランド「J-COM Broadband」

　またJ-COMでは，関係局を含むグループ各社で利用するサービスブランド名を，従来の「J-COM」から「J-COM Broadband」に変更することも発表した。これに合わせ，「ケーブルテレビからスーパーメディアに」というタグラインも「スゴイこと，シンプルに。」に変わる。同社では，ブランドの変更について「今後もブロードバンドのリーディング企業であり続ける決意を表明したもの」と話している。

　J-COM Broadbandグループは，21のCATV局で構成（8月20日現在）。69の市区町村をサービスエリアとし，23万100世帯にインターネット接続サービスを提供している（6月末現在）。

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