NEC,BIGLOBEでプライバシー保護を強化
NECソリューションズは9月10日,同社のインターネットサービス「BIGLOBE」において,ユーザーのプライバシー保護対策を強化すると発表した。国際標準規格である「Platform for Privacy Preferences」(P3P)への対応を開始する。 P3Pは,インターネット利用時のプライバシー保護について,ユーザーとサービス事業者の合意形成を支援する目的で設けられた国際規格。この発表に伴い, BIGLOBEはW3C(World Wide Web Consortium)のP3P対応サイトリストに名を連ねている。 BIGLOBEでは,Cookieの使用目的や,個人情報を第三者に譲渡しないことなど,各種のプライバシーポリシーを明示。また,BIGLOBEの広告総代理店であるサイバーウイングの広告配信サーバでもP3Pに対応する。ユーザーは,「Internet Explorer 6」などのP3P対応アプリケーションから,BIGLOBE内の各サイトや広告における個人情報取り扱い方法をいつでも確認できる。 NECでは,「これまでもプライバシー保護に関する研究に取り組んでおり,P3Pの規格策定でも主要メンバーとして貢献してきた。BIGLOBEのP3P対応は,こうした取り組みに基づくもの」と話している。また,同社はこれまで蓄積してきたP3P対応のノウ ハウや技術を活かし,プライバシー保護に関するコンサルティングサービスの提供も検討するという。 関連リンク [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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