有線ブロード，工事調整でペースダウン

【国内記事】

2001年9月10日更新

　有線ブロードネットワークスは9月10日，8月末時点におけるブロードバンド事業の進捗状況を報告した。これによると，展開エリアやカバーユーザーの数は7月末時点と変わらず，取付数のみが増加。同社では，「8月は工事調整等によりエリア展開が遅延していた。当初の予定から1カ月の誤差が生じるが，10月からは当初のペースに戻すべく努力する」（同社）と説明している。

　また，契約者の数は5496と前月末より343の増加。7月は1770の増加を記録していたが，こちらもエリア展開の遅れに伴い，獲得ペースが落ちた模様だ。なお，取付数は，戸建て780（前月は639），集合住宅が1234（同890）件となっている。

　10月からサービスを展開する予定の政令指定都市では，札幌，仙台，名古屋，大阪，神戸，京都，広島，福岡，北九州の受け付けを既に開始。これ以外の都市についても「準備が整い次第，Webサイトで公開していく」としている。

関連記事
有線ブロードの契約者数が5000件を突破，札幌での展開を前倒し

関連リンク
有線ブロードネットワークス

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

---