有線ブロード，日立と協力して法人向けサービスを開発

【国内記事】

2001年9月17日更新

　有線ブロードネットワークスは9月17日，ブロードバンド環境を利用した新しい法人向けサービス「Broad Gate 02」（仮称）を日立製作所との協力により，12月より提供すると発表した。有線ブロードの光ファイバー接続とあわせ，動画によるコミュニケーションや大容量のストレージサービスなどを提供する。

　インターネットの広がりとともに，インターネットを利用してスケジュール管理やコミュニケーション，データ管理を行うサービスが増えてきた。光接続サービスを持つ有線ブロードは，日立製作所とシステムを共同開発することで，ブロードバンドを前提としたビジネスプラットフォームを構築する。

　サービスの詳細は別途発表される予定だが，ギガクラスのストレージサービスやビジュアルコミュニケーション，そして音声とインターネットの両方からアクセスできるセクレタリ機能などが提供される見込みだ。たとえば，スケジュール管理ならWebブラウザのほか，電話から音声読み上げによって情報を得ることもできるようになるという。このセクレタリ機能は，同社の光ファイバーのほか，ADSLやISDNといった環境でも利用できるため，利用者すべてが有線ブロードの光ファイバーを引く必要はない。

「インターネットアクセス環境の進歩により，ワークスタイルにも変化が見られる。あらゆる場所で必要な情報に簡単にアクセスし，また発信していくことが不可欠だ」（同社）。

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