Broadband Weekly Top10(9月9日〜9月15日)

まだちょっと気になるYahoo! BBの約款

【国内記事】 2001年9月17日更新

1位: Yahoo! BB,“一年縛り”は手違い!?

2位: ネットを舞台にした赤と緑の対決──Code Red

3位: アッカ,8Mbpsサービスを全国500局で提供

4位: Yahoo!BB、開通済み局舎リストを公開。青森、岩手、宮城、山形、福島、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知で計262局が開通

5位:名古屋めたりっく通信がソフトバンク傘下に入った理由

6位:Bフレッツで6Mbpsのコンテンツ伝送実験開始

7位:bitcatが11月から低価格FTTHに参入、家庭向けは100Mbpsで2,980円から。業務用サービスは10Mbpsで28,000円など

8位: ウワサのYahoo! BBを体験しました

9位: ケーブルモデム高速化へ――「DOCSIS 2.0」にかかる期待

10位: 有線ブロード,工事調整でペースダウン

次点: Yahoo! BB“最高速ADSL”の敵は?

 大方の予想通り,先週のトップはYahoo! BBの“手違い”。このニュースはインターネットを駆けめぐり,あちこちのBBSで話題になった。一年縛りの件は,これで一段落したようにも思えるが,実はまだ腑に落ちない点がいくつかある。読者の方から寄せられたメールによると……

「現在掲載の約款についてソースを見ると


<!----
平成13年9月6日以降に申込をなされた方に適用される特約条項<BR>

<BR>
第18条第2項の規定にかかわらず、契約成立日から1年以内に契約が解除又は解約された場合には、会員は、12ヶ月から実際に利用した月数を控除した月数に毎月の利用料を乗じた金額を一括して支払うものとします。<BR>
---->


と、言う風に消さずにコメントアウトしているのには何か意味があるのでしょうか?」

 なるほど。問題になった1文は,現在もコメントタグで表示されないようにしてあるだけで,ソースには残っている。単に消すのならデリートするだけで済むはずなのに,なぜだろう?

 もう1つ。個人的に気になったのが,契約約款の第3条(規約の変更)だ。以前の約款では「当社は,一定の予告期間をもって当社所定の方法により会員に通知することにより,この規約を変更することができる」とあった。しかし,問題となった約款,および現在の約款では「一定の予告期間をもって」の部分がなくなっている。先週月曜日の時点で,この点をヤフーに問い合わせたところ,「予告期間は設ける」と話していたのだが,一週間経っても文面はもとに戻らない。

 約款は,ある意味ユーザーを“縛る”ものだ。それがコロコロ変わっては,たまったものではない。手違いだったのなら,後始末だけはしっかりとしてほしい。

関連リンク
▼ Yahoo! BBサービス会員規約

[芹澤隆徳,ITmedia]

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