NTT東西，Annex Hの個別協定を認可申請

【国内記事】

2001年10月1日更新

　NTT東西地域会社は10月1日，DSL事業者とのMDF接続に関するAnnex Hの個別協定を締結するため，郵政大臣に対して認可申請を行ったことを発表した。Annex Hは，上り／下り最大1.5Mbpsの対称型ADSL技術。ISDNとの干渉に強く，また上りも高速という特徴から，企業向けサービスとして注目されている。

　Annex Hなどの新しいサービス方式については，郵政省「高速デジタルアクセス技術に関する研究会」報告書および電気通信審議会答申において，社団法人電信電話技術委員会（TTC）が行うスペクトラムマネジメントの検討結果を踏まえて対応すべきとされている。今回の認可申請は，TTCにおいて「メタリック加入者線伝送システムのスペクトル管理」に関する標準化の検討が進められたことを受けて行われた。

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