アットホームジャパン，PCと電話／FAXを結ぶ新サービス

アットホームジャパンは，PC／電話／FAXの相互運用を可能にするアプリケーションサービスを提供する。11月1日よりトライアルを開始。3000人のモニターを募集中だ。

【国内記事】

2001年10月4日更新

　アットホームジャパンは10月4日，インターネットを介してPC／電話／FAXの相互利用を可能にするサービス，Unified Massage Service（UMS）を@NetHomeユーザーに提供すると発表した。

　UMSは，韓国のDaou Internetおよび米Qrio Inc.との提携によるもので，Daou Internetがプラットフォームを提供する。サービス名称は「アッ！トランスメール」。あらかじめ自分のe-Mailアドレスや携帯電話番号を設定しておけば，サーバの音声読み上げ機能を利用して外出先から電子メールの内容を電話で確認したり，逆にPCで作成した文書などを電話やFAXに送信するといったことが可能になる。「ノートPCを持ち歩かない人でも携帯電話は持っている。音声を統合したサービスは，ユーザーの利便性を向上させる」（同社）。携帯電話の普及を背景として，他社との差別化と同時に携帯電話ユーザーの取り込みを図るのが目的だ。

　UMSの主な機能は以下の通り。

1. 音声変換機能により，設定したアドレスに届いた電子メールやFAX，ボイスメールを電話で確認することができる。
2. PCで制作した地図や写真，文書などをFAXや電話に送信。パソコンを持たない人との連絡に便利だ。逆に，FAXで送られてきた文書をPCで確認することもできる。
3. 日時を指定しておくと，電話もしくは電子メールで知らせてくれるイベント&タスクリスト。目覚ましコールとしても利用できる。
4. アドレス帳や予定表を作成しておけば，携帯電話やWebブラウザでチェック可能。

　アットネットホームでは，11月1日より2002年1月末までの予定でUMSのトライアルを実施。段階的に機能やサービスエリアを拡大していく方針だ。トライアル参加者は，3カ月間無料でサービスを受けることができる。申込みの受付期間は10月22日まで。詳細は専用サイトを参照してほしい。

アットホームジャパンのサービスロードマップ

関連リンク
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