ルート,韓国で無線インターネットの事業会社設立ルートとMISが,韓国企業2社と手を組んでソウル市内で無線インターネット接続事業を開始する。年内にも実証実験を始める予定だ。
ルートは10月18日,関連会社のMIS(モバイルインターネットサービス),韓国のAny One Wireless,およびHansol i Venturesと共同で,無線LAN技術を用いたインターネット接続サービスを行う事業会社をソウル市内に設立したことを明らかにした。新会社の名称は,Wireless Broadband Service。 4社は,今年8月27日の基本合意(同日の記事を参照)に基づき,韓国市場での事業性について検討を行ってきた。その結果,市場性があると判断。今回の事業会社設立に至ったという。 韓国では,特に都市部においてブロードバンドインフラの整備が進んでおり,「幹線が整っている環境なら無線接続も進めやすい」(ルート)。また,韓国情報通信省がインターネットの商用サービスに2.4GHz帯の利用を公式に認める見解を示したため,IEEE 802.11b準拠のシステムを適用できることになった。ルートでは,三軒茶屋のMIS実証実験と基本的には同じ機器を使い,韓国でもサービスを展開する予定だ。ただし,ルートの担当は機器の供給がメインであり,実際の事業はHansolが中心となる。 商用サービスのスケジュールは未定。ルートでは,「年内を目途にソウル市内の商業地域数カ所で実証実験を行い,商用化に向けた準備を進めていく」と話している。 関連記事 [芹澤隆徳,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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