レーザーファイブ,Linux搭載のブロードバンドルータを発表

レーザーファイブは,Linux搭載のブロードバンドルータ「L-Router」(エル・ルータ)を発表した。最大30Mbpsのフォワーディング能力を実現。

【国内記事】 2001年10月23日更新

 レーザーファイブは10月23日,Linux搭載のブロードバンドルータ「L-Router」(エル・ルータ)を発表した。「ブロードバンドルータとしては市場で最高速といわれている30Mbps(のフォワーディング能力)を実現した」(同社)のが特徴。11月より,全国のパソコンショップなどで販売を開始するほか,メーカーやSI事業者向けにOEM提供も行う。

L-Routerの外観

 L-Routerは,CPUにMIPS系のVR4122/180MHzを採用し,消費電力を2.5ワット程度に抑えた。また,32Mバイトのメモリと16Mバイトのフラッシュメモリを搭載。これは,「通常のブロードバンドルータの10倍以上にあたるメモリ容量」(同社)という。

 WAN側/LAN側のポートはともに100BASE-TXに対応。PPPoEサポート,最大234のクライアントにIPアドレスを割り当てるDHCPサーバ機能,IPフィルタリングによるファイアウォール機能などを備えた。また,Webブラウザから設定できる簡単なセットアップも特徴で,詳細な設定を行う場合はtelnet loginによる設定変更も可能になっている。

 価格はオープンプライスだが,市場では4万円を切る見込みだ。また,レーザーファイブでは,初回出荷分500台にキャンペーン価格(2万9800円程度)を適用する。

 なお,L-Routerは,10月24〜25日に新宿NSビルで開催される「LinuxWorld」で参考出品される。

関連リンク
▼ レーザーファイブ

[芹澤隆徳,ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!