次世代型マクドナルド,1日オープンドナルドが描かれたハンバーガーを食べながらブロードバンドコンテンツを楽しむ。そんなマクドナルドが横浜に誕生する。
将来のマクドナルドは,ブロードバンド対応になるらしい。日本マクドナルドは,創業30周年を記念して,11月1日に「最新のIT技術を取り入れた次世代型マクドナルド店舗」をオープンする。場所は,横浜市青葉区のマクドナルド荏田西店。お客が画面から注文を直接入力できるシステムやブロードバンドコンテンツを楽しめる端末が設置される予定だ。 ブロードバンド対応といっても,モスバーガーのように無線LANでインターネットに繋ぐことができるワケではない。「30年後を見据えたハイパフォーミング店舗」(同社)というように,店舗の運営効率を上げるための工夫がメインだ。たとえば,フロアに置かれたパネルで直接注文できる「タッチ オーダー パネル」,レジと連動してオーダーが入ると自動的にドリンクを作る「オートドリンクシステム」など。 もちろん,お客が楽しめる工夫も忘れてはいない。それが,客席の壁に埋め込まれた15インチモニターで独自コンテンツを視聴できるエンターテインメントシステム「マック BB」だ。マック BBは,NTT東日本の光回線を使い,小学館提供のコンテンツを伝送する。端末に使われているOSはWindows XPだが,タッチパネルで操作する方式のため,子どもでも簡単に操作できるという。お客が簡単なプロフィールを入力し,いくつかの心理テストのような質問に答えると,映画や音楽,イベントなど「お客のプロフィールにあったコンテンツを表示してくれる」(同社)。このほか,お子さま向けのデジタル知育玩具「デジタルプレイランド」なども用意する。 マック BB.は,2002年中に5店舗に導入する計画だ。同社では,「店舗の立地条件や客層をみながら展開していく」と話している。 なお,荏田西店では,11月1〜11日の期間中,ハンバーガー,チーズバーガー,フィレオフィッシュに使用するパンズを「ドナルド」の描かれた30周年記念特別パンズにする。食欲がそそられるかどうかは微妙だが,記念におひとついかが? 関連記事 関連リンク [芹澤隆徳,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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