ADSLとISDNで多地点TV会議,NTTフェニコムが発表
エヌ・ティ・ティ・フェニックス通信網(NTTフェニコム)は11月1日,法人向けのTV会議サービス「テレビ会議多地点接続サービス」をIP通信に対応させると発表した。これまで,ISDNを介したH.320準拠のTV会議が主流だったが,これで専用線やADSL回線を利用できるようになる。 従来の企業向けTV会議は,従量課金制のISDN回線を複数束ねて(バルク接続)利用していたため,画質を上げたり,会議時間が長引いたりするとコストがかさんでいた。アクセス回線にIPプライベート網(専用線)のほか,NTTコミュニケーションズのADSL(アッカ・ネットワークスの法人向けメニュー)を利用できるため,月額固定費用でTV会議を行えるようになった。なお,端末側はH.323規格に対応した端末をサポートしている。 料金は,ADSLアクセスで1端末あたり12万5000円(アクセス回線費用を含む)。専用線接続で同じく2万5000円(別途回線料金が必要)。NTTフェニコムによると,「主流となっている384Kbpsの動画伝送を前提にすれば,ISDN(のバルク接続)で1カ月間に8時間以上の会議を行うとADSLアクセスのほうが安くなる」という。 関連リンク [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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