米Excite@Home,日本から資本引き上げへチャプター11を申請した米Excite@Homeは,所有するアットホームジャパン株を住友商事に売却する。
アットホーム・ジャパンの廣瀬禎彦社長は,11月2日に行われた記者会見の席上,主要株主の1社である住友商事が米Excite@Homeからアットホーム株を買い上げる方向でスケジュール調整に入っていることを明らかにした。 アットホームジャパンは,ジュピターテレコム,住友商事,Excite@Homeの3社が2年前に設立したISP。ジュピター・テレコム(J-COM)をはじめ,全国にある提携CATV局にインターネット接続やコンテンツを提供している。現在のユーザー数は34万世帯。 Excite@Homeが所有するアットホームジャパン株は,全体の37%におよぶ。しかし,Excite@Homeは,ADSL事業者との価格競争などが影響して業績不振に陥り,今年9月には米国の会社更生法にあたるチャプター11を申請した。 「資本金78億円のうち,30億円ほどがExcite@Homeの持分。同社の資産整理スケジュールにしたがい,日本側が株式を引き取ることになる」(廣瀬氏)。 なお廣瀬氏によると,Excite@Homeの資本引き上げ後も国内向けサービスブランドである「@NetHome」は維持するという。またあわせて,アットホームジャパンのサービス運営には支障のないことも強調している。 関連記事 関連リンク [芹澤隆徳,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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