フレッツでTV会議──NTT西日本

NTT西日本は，フレッツユーザーを対象とした多地点TV会議サービス「MeetingPlaza for フレッツ」の実証実験を開始する。

【国内記事】

2001年11月7日更新

　エヌ・ティ・ティ アイティ（NTT-IT）とNTT西日本は11月7日，地域IP網を利用したIPベースの多地点TV会議サービス「MeetingPlaza for フレッツ」の実証実験を実施すると発表した。期間は11月26日から2002年3月31日までの予定。

　NTT東日本は，既にフレッツユーザー限定のTV電話サービス「フレッツ・コネクト」を発表しているが，こちらは今のところ1対1の通話のみ。NTT西日本の場合は，最大10カ所まで対応する。また，会議中に参加者同士がチャットを行うことができる「テキストチャット」機能，資料を参加者全員で共有する機能，指定した日時に参加者に対して案内メールを送付する「会議開催通知機能」なども備えた。NTT西日本では，「当初は企業がメインになるだろうが，一般ユーザーにも訴求していきたい」と話している。

　利用できるのは，大阪府内のフレッツ・ISDN，フレッツ・ADSL，Bフレッツのユーザー。利用料金は無料だ。MeetingPlaza for フレッツのページから申し込むことができる。

　トライアルは技術面やマーケット面の検証を行うためのもので，地域内にアクセスポイントを複数持つことができるIP接続サービス「フレッツ・オフィス」を活用して提供される。実験ではエヌ・ティ・ティ アイティーがサービスの提供および技術検証，マーケティングを，またNTT西日本がフレッツ・オフィスを提供する。

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