デジタルコンテンツは2006年に5000億円市場に――野村総研オンラインゲームやオンライン音楽配信などのデジタルコンテンツは,年平均成長率60%の伸びで拡大するという。
野村総合研究所(NRI)は11月8日,デジタルコンテンツ市場について,2006年までの市場規模予測とビジネストレンド分析を発表した。2006年には,合計で5000億円以上の市場になるという。
NRIによれば,デジタルコンテンツで最も大きな市場になると予想されるのはオンラインゲーム。ネットワークやモバイルのゲームが広がりを見せ,年平均51%の伸びで,5年後には2710億円の市場に成長するという。 また最も伸び率が顕著なのはオンライン音楽配信で,現在の4億円から年平均203%の伸びにより5年後に1026億円の市場を形成する。CDシングルの購買が,1曲単位でダウンロードするeコマースに移行するなどして実現するという。 このほか,オンライン映像配信は現在の120億円から1540億円の市場にまで拡大する見通し。オンライン出版も現在の11億円から,88億円の市場になると予測する。全体としては現在の451億円から年平均63%の成長率で,2006年に5536億円に達するという。 NRIは「オンライン音楽配信およびオンライン出版市場においては,オンライン配信ならではの価値をいかに提供できるかがさらなる拡大のカギとなる」とコメント。オンライン映像配信市場については,「広告による市場が中心で,ユーザーへの直接課金市場拡大には各種プラットフォームの整備・充実が必要」であるとしている。 詳細は同社ページにて公表されている。 関連記事 関連リンク [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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