最高速度は50Mbps――センチュリーが小型ブロードバンドルータを発売高速通信に対応したLinuxベースのルータ群が登場した。IPsecによるハードウェア暗号化処理を行っても,なお8.4Mbpsの通信速度を実現する。
センチュリー・システムズはWAN側/LAN側ともに100Mbpsのイーサネットポートを持つLinuxベースのIPルータ製品群,「FutureNet XR-300シリーズ」を発表した。
50Mbpsの通信性能を持つ「FutureNet XR-300/TX2」と,IPsecのハードウェア暗号化処理により高速なVPNを実現する「Futurenet XR-300/TX2DES」を11月中旬より発売するほか,イーサネットを4ポート持ち,1台でDMZ(Demilitarized Zone=非武装地域,内部ネットワークに被害が及ばないよう外部に用意するサーバ用スペース)を構築することもできる「Futurenet XR-300/TX4」を12月中旬より発売する。 価格は「FutureNet XR-300/TX2」が4万円前後,「Futurenet XR-300/TX2DES」と「Futurenet XR-300/TX4」が6万円前後になる見込み。 50Mbpsの通信速度を実現しているため,8Mbps以上の高速常時接続型インターネットサービスにも余裕を持って対応可能。パケットフィルタリングとNATの機能を併用した場合でも,最高39.2Mbpsを保つことができる。IPsecのハードウェア暗号化使用時も,最高8.4Mbpsの通信が可能だという。 Linuxベースであるため,システムインテグレータやサービスプロバイダによる機能拡張が可能となる。バージョンはPowerPC版としては最新の,2.4.10を採用している。 従来のブロードバンドルータ「FutureNet CR-110」シリーズの機能をそのまま引き継いでおり,緊急時に携帯電話からルータとしての機能を停止する「iモード対応機能」なども継承するという。 主なスペックは以下のとおり。
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