ビクター,MPEG-4対応のDVカムコーダーを来春発売

【国内記事】 2001年11月14日更新

 日本ビクターは,オプションパックを接続することでMPEG-4のリアルタイム出力が可能になるDVカムコーダー「ストリーミングキャスター」を「Inter BEE 2001」に参考出品している。ノートPCと組み合わせれば,「インターネットライブ中継やストリーミング配信に適したハンドヘルドシステムを構築できる」という。

Webストリーミング対応DVカメラ,「ストリーミングキャスター」。製品型番は未定だ

オプションの「Webアダプター」は本体下部に接続。PCカードスロットが設けられており,ここにLANカードを挿入する

 Webアダプターから出力される動画は,32K/64K/128K/384kbpsの4種類。画像サイズは最大352×288ピクセルまで対応するが,この場合は15フレーム/秒となる(それ以外は30フレーム/秒)。PC側は,付属のストリーミングソフト「Streaming Producer」を使い,リアルタイムの閲覧およびアップロードが可能になる。

 また,Streaming Producerは,スイッチャ―としての機能も持ち,4つまでのソースに対応しているという。「4台のカメラから入力することもできるが,HDD内の素材と組み合わせるケースのほうが多いだろう」(ビクター)。

Streaming Producerの画面

 カムコーダー自体は,3分の1インチCCD×3枚のハイエンド仕様で,ソニー「DSR PD-150」の対抗機という位置付け。価格も同レベルを狙うため,実売で40万円程度になると見られる。2002年春の出荷予定だ。

関連リンク
▼ 日本ビクター
▼ Inter BEE 2001

[芹澤隆徳,ITmedia]

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