電力線ネットの漏えい電波評価を公開実験 JARL関西

【国内記事】 2001年11月20日更新

 日本アマチュア無線連盟(JARL)関西地方本部は11月20日,家庭の電力線を利用したインターネット接続などの「電力線搬送通信」について,漏えい電波の影響評価を行う公開実験を11月23日に実施すると発表した。

 政府は電力線搬送通信の利用拡大を図り,利用可能な周波数帯を現行の450KHzから30MHzに引き上げる規制緩和を検討中。だが30MHzまでの短波帯(HF)は電離層反射で遠距離通信が可能なため,国際ラジオ放送や海洋無線,アマチュア無線によって利用されており,「電力線搬送通信の規制緩和で既存の無線利用に支障が出る」との指摘がある。

 JARL関西地方本部では,大阪大学アマチュア無線倶楽部や愛好家の協力で実験を行う。実験は11月23日午前10時から午後4時まで,大阪大吹田キャンパス陸上グラウンド付近で実施する。

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