NEC,ADSLモデム内蔵型・ワイヤレス型など3機種の8Mbps対応ルータを発表NECはモデム内蔵ルータやワイヤレスルータ,ワイヤレス子機などを発表した。ワイヤレスルータは15Mbpsの通信速度を実現する。
NECおよびNECアクセステクニカは11月26日,8MbpsのADSLサービスに対応した新シリーズとして,モデム内蔵ルータ「DIRECTSTAR デルタ」(ダイレクトスターデルタ)を2機種,ワイヤレスルータの「WARPSTAR デルタ」(ワープスターデルタ)を1機種3モデル発表した。同時にLANインタフェースを持つワイヤレス子機「WARPSTARサテライト」も2機種発売する。
価格はいずれもオープン価格で,DIRECTSTARシリーズは12月下旬より販売する予定。WARPSTARシリーズは12月上旬から,またワイヤレス子機は12月中旬から販売する予定だという。 DIRECTSTAR デルタシリーズはAnnexC規格に準拠し,下り最大8Mbps(G.dmt)対応のADSLモデムを内蔵するルータ。10BASE-Tを1ポート持つ「DR30F」と,100BASE-T/10BASE-T×4ポートのスイッチングハブを備えた「DR35FH」の2機種が発売される。Web閲覧に利用するといった通常の利用のほかに,サーバを外部に公開してほかのPCと論理的に切り離し,DMZ(Demilitarized Zone:内部ネットワークに被害がおよばないよう外部に公開するスペース)領域のように利用することも可能だという。 WARPSTAR デルタシリーズは15Mbpsのスループットを実現する多機能ルータ。100BASE-T/10BASE-Tの4ポートスイッチングハブに加えてUSBポートを備え,NIC(Netwark Interface Card)を持たないPCの接続も可能にした。またIEEE802.11b準拠のワイヤレスLANをサポートしている。ハードウェアとして「WBR75H」が単体で発売されるほか,ワイヤレスLANベースのアクセスポイントが付いたモデル,ワイヤレスLANカードがセットになったモデルが発売される。 WARPSTAR デルタシリーズには「クイック設定WEB」機能が付いており,指定のページでアカウントを入力するだけでインターネットに簡単に接続できるほか,利用環境に応じたガイダンスを行うユーティリティソフト「らくらくアシスタント」によりウィザード形式で容易にセットアップが可能。子機との間でワイヤレスLANを利用する際は,WEPは128ビットに対応している。 なお,いずれの機種も添付CD-ROMにウイルス検出ソフト「ウイルス警備隊V3」を収録している。 製品の主な仕様は以下のとおり。 【DIRECTSTAR デルタシリーズ】
【WARPSTAR デルタシリーズ】
【WARPSTARサテライト(ワイヤレス子機)】
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