中世ヨーロッパ風“FTTHの街”南町田に登場

NTT-MEとオリックス・リアルエステートは，中世ヨーロッパの町並みをイメージした分譲マンション「MARKSPRINGS」を建設中。すべての建物を地中化した光ファイバーケーブルが結んでいる。

【国内記事】

2002年1月16日更新

　エヌ・ティ・ティ エムイー（NTT-ME）とオリックス・リアルエステートは1月16日，東急田園都市線「南町田」駅の南側に中世ヨーロッパの町並みをイメージした分譲マンション「MARKSPRINGS」（マークスプリングス）を建設すると発表した。

　MARKSPRINGSは，総敷地面積約5万4000平方メートル，総戸数734という大規模プロジェクト。中央に噴水広場と中庭を配置し，その周囲をまるで城郭のように高層住宅や戸建て住宅が囲む「街」となる。そのうえ，すべての建物を地中化した光ファイバーケーブルが結んでいる。

　NTT-MEでは，MARKSPRINGS内に総延長6キロにおよぶ光ファイバーを敷設。また，マンション内はGigabit対応のLAN配線を基幹として，各戸まで100Mbpsイーサネットケーブルを引き込んだという。

　オリックス・リアルエステートでは，MARKSPRINGSのゲート棟「メゾンA」を3月上旬より販売する。メゾンAは，218戸の10階建てマンション。販売価格は，80〜100平米が中心で2000万円台後半〜5000万円台後半となる予定だ。

　なお，入居者に対してはMARKSPRINGS専用ドメインのメールアドレスを全員に配布するほか，居住者専用ホームページを開設し，街のサービス情報や共有施設の予約，利用状況確認などを可能に計画だ。

MARKSPRINGSの所在地：神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町

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