Broadband Weekly Top 10(1月13日〜19日
|
【国内記事】 | 2002年1月21日更新 |
1位: 2km?2.5km?1.5Mから8M ADSLサービスに乗り換えるポイントは「距離」
7位: セキュリティチェック
8位: NEC,8Mbps ADSLモデム内蔵の無線ルータなどを発表
9位: 2.4GHz無線LAN,IEEE 802.11gへの準備は万端?
10位: アッカ,8Mbpsサービスで速度が出ない問題に対処完了
先週のトップは,8M ADSLサービスと距離の関係について書かれた記事だった。サービスに対する注目の高さを示すものだろう。
フルレート(8Mbps)サービスへの乗り換えは,正直言って判断が難しい。個人的には,1.5MbpsのADSLサービスで限界に近いスピードが出ているのなら,すぐにでも8Mbpsへ乗り換える。しかし,問題は,思ったほどスピードの出ていない場合だ。
例えば,NTT局から自宅までの距離が約1.5キロという編集部のMさん。以前,このコーナーで「ブロードバンド難民日記」を書いていたので,憶えている方もいるかもしれない。
彼女の場合,昨年秋に1.5Mbpsの「フレッツ・ADSL」を導入したが,最初から思ったようなスピードが出なかった。大抵のキャリアが8Mbpsコースを薦める距離であるにもかかわらず,現在の1.5Mbpsサービスでは680K〜700Kbpsほどしか出ていないのだ(フレッツ・スクエアで検証)。
自宅が線路沿いにあるため,送電線のノイズといった要因も考えたが,NTT東日本に問い合わせても「原因は分からない」。さらに,8Mbpsに移行したいと伝えると,「逆に遅くなる可能性もある」と言われて躊躇している。
各回線事業者が公開しているデータでは,1.5Mbpsと8Mbpsの速度グラフが交差する(8Mbpsサービスのほうが遅くなる)ことはないはずだ。しかし,NTT東日本によると,原因によっては,特性の違いでスピードダウンすることもあり得るという。多くの人がブロードバンドの恩恵を受けたADSLだが,こんなユーザー泣かせの一面もある。
ところで,回線事業者各社は,8Mサービスを導入したユーザーの平均スピードは公表しているものの,乗り換えユーザーの速度向上に関するデータは提供していない。このあたり,一考の余地があるだろう。
[芹澤隆徳,ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!