Broadband Weekly Top 10(1月20日〜26日)
Yahoo! BBを抑えたカレーの東洋

Yahoo! BBの発表があるときは,毎回のようにトップだったのだが,先週は日本アイ・ビー・エムのホットスポット関連記事がそれを阻んだ。

【国内記事】 2002年1月28日更新

1位: BigBlueが「カレーの東洋」に学んだこと

2位: Yahoo! BB接続回線,36万に

3位: 2km?2.5km?1.5Mから8M ADSLサービスに乗り換えるポイントは「距離」

4位: 好調なブロードバンド,そのわけは――イー・アクセス千本社長

5位: シスコに聞く,「IP電話の現状と今後」

6位: セキュリティチェック

7位: 日本と韓国の違いはインフラだけ?〜Nielsen//NetRatings調査

8位: NASDA,H-IIAロケット試験機2号機打上げの模様をストリーミング中継

9位: Streaming Now!〜流れをつかめ!

10位: Yahoo! BB,連続使用で切断される不具合を修正

 Yahoo! BBの発表があるときは,毎回のようにトップだったのだが,先週は日本アイ・ビー・エムのホットスポット関連記事がそれを阻んだ。やはり「カレーの東洋」という店名が効いたのだろうか? 

 東洋の場合,無線LANの使用は無料だが,以前の記事で取りあげたように,いくつかの事業者は有料モデルを目指している。

 ホットスポットのビジネススキームは,事業者のスタンスによって異なる。しかし,それだけで決まるわけではなく,場所を貸す側の都合も絡んでくる。機器メーカー,回線事業者,飲食店……異なる業種が集まり,前例のないサービスを始めようというのだから,意見をまとめるのは容易ではないだろう。考え方には大きな差がある。

 例えば,IBMの竹村氏は,無線LANを「喫茶店に流れるBGMのようなもの」と話していた。一方,時間課金を指向するプロントコーポレーションの石原直樹社長は,「喫茶店で最初に出てくる水のようなもの」という。

 BGMには手間がかからないが,水はその都度入れなければならない。もちろん,どちらが正しいというものではないが,同じような例えに見えても,考え方の違いが微妙な表現の差を生んだように思う。

 個人的には,有料・無料を問わず,IEEE 802.11bの汎用的なホットスポットが増えるのは大歓迎だ。たとえ,苦労して作った地図が,あっと言う間に旧バージョンになってしまったとしても(え? もうなってる?)。

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[芹澤隆徳,ITmedia]

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