IIJ,IPv6にも対応する独自ドメインサービスを発表

IIJは,国内初となる個人向けのIPv6対応Webホスティングサービスを発表した。汎用JPドメインを取得し,オリジナルのIPv6Webサイトを構築できる玄人好みのサービスだ。

【国内記事】 2002年3月19日更新

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月19日,個人向けのインターネットサービス「IIJmio」のラインアップとして,「IIJmioパーソナルドメインサービス」を追加すると発表した。メールやWebページの公開などに独自の汎用JPドメインを利用できるが,特にIPv6をサポートした点が特長。IPv6を個人向けWebホスティングの分野に導入したのは,国内初という。

 「IIJmio」は,さまざまな回線インフラと組み合わせて使えるアプリケーションサービスのブランド。メールやホームページ用ディスクスペースが接続サービスに含まれる従来のパッケージ型サービスと異なり,それぞれを利用者が自由に選べるスタイルで提供されている。すでに「IIJmioプライムメールサービス」「IIJmioセーフティメールサービス」などがあり,他社のIP接続サービスと組み合わせることも可能だ。

 発表されたパーソナルドメインサービスは,ドメイン名の申し込みからホームページ開設までをサポートするもの。Webページ用のディスク容量は100Mバイトで,14日間のアクセスログ保存のほか,アクセスカウンタや掲示板といったCGIも利用できる。DNSレコードはIPv4のAレコードとIPv6のAAAAレコードをともにサポートしており,それぞれ3つまでのレコードを設定可能だ。

 また,IIJmioパーソナルドメインサービスには,標準で5個メールアカウントが付属する(オプションで最大10個まで拡張可能)。1通あたりの容量は最大10Mバイトまでという制限があるものの,受信メール数とメールサーバの容量は無制限だ。APOPはもちろん,POP/SMTP over SSLにも対応。サーバ側で削除するメールを設定するフィルタ機能,送受信時にウィルスチェックを行うウィルスプロテクション機能なども備えた。

IPv6で何ができる?

 ただし,IPv6に対応できるといっても,現状ではアプリケーションが存在せず,一般ユーザーにメリットがあるとは言えない。IIJソリューション推進営業部IPv6推進プロジェクトの金子健次長が「メリットは,“IPv6を使える”ということだけ」と話すように,実験用途や新しいものが好きなヘビーユーザーを主なターゲットとしている。

 「サービス企画当初はIPv6対応の予定はなかった。発表直前になって“対応できるなら付けてみては?”と急遽追加されたもの。技術的な問題はないが,サーバOSの入れ替えなどで手間がかかった」(金子氏)という。IIJのスタッフも,かなり新しいもの好きらしい。

 IIJmioパーソナルドメインサービスの月額基本料金は3800円。初期費用が5000円となっている。なお,5月31日までに申し込んだ場合は,初期費用が無料となるキャンペーンを実施する予定だ。

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▼ IIJmio

[芹澤隆徳,ITmedia]

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