デジタルコンテンツ,お代は現金で――ネットカフェに新システム

インターネットゲームカフェでデジタルコンテンツを購入した際,店内のレジで現金決済できるシステムが登場した。

【国内記事】 2002年4月26日更新

 インターピアは,デジタルコンテンツの流通・決済システム「NM2002」を発表した。インターネットゲームカフェ「Necca」の店舗内PCで購入したデジタルコンテンツの料金を,レジで現金決済できる。

 NM2002では,まずNeccaに設置されたPCにソフトウェアをインストールし,店舗単位で認証サーバ,売上管理サーバなどを用意する。このネットワークにコンテンツプロバイダ(CP)のコンテンツサーバを接続することで,店内のPCでデジタルデータの購入を把握できる仕組み。動画・画像・圧縮ファイルなど,さまざまなデータへのアクセスに対し「10円単位で課金できる」(インターピア)という。


ユーザー画面。有料コンテンツを選択すると,購入を確認される

店舗側の管理画面。どのPCに座った客が,どれだけコンテンツを購入したか表示する。店内の飲食費とも合わせて料金を算出できる

 従来,インターネットカフェは単純に時間単位の料金を設定することが多く,ネットワーク上のデジタルコンテンツを購入する際は別途,CP側の課金インフラに頼る必要があった。

 しかしNM2002を利用すれば,CP側の課金とインターネットカフェ側の課金を連動させることができる。インターピアでは今後,多くのCPにシステムへの参加を呼びかけるという。システムは今月はじめから試験的に導入されており,5月中旬から運用を開始する予定だ。

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[杉浦正武,ITmedia]

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