ニュース 2002年6月3日 03:22 PM 更新

パーソル、スループット表示LED付きで1万円を切る新製品

ハイウエスト・ブレインネットは6月3日、4ポートブロードバンドルータ「PBR006」と無線LANアクセスポイント「PBW004」を発表した。PBR006は「PBR005」と同じスループットのLED表示を備えた廉価モデル

 ハイウエスト・ブレインネットは6月3日、4ポートブロードバンドルータ「PBR006」と無線LANアクセスポイント「PBW004」を発表した。PBR006は、「PBR005」と同じスループットのLED表示を備えた下位モデル。オープンプライスだが、店頭では1万円を切る程度で販売される見込みだ。


本体前面に4ポートのスイッチングハブを搭載

 PBR006の実効スループットは約20Mbps。光回線対応をうたうPBR005には及ばないが、ADSLと組み合わせるには十分な数字となっている。「PBR006は、“ADSL標準”を目指したもの。パーソルルータの特徴をすべて備えつつ、価格を抑えた」(同社)。

 その特徴は、スループット表示LED、ISDN-TAなどを接続できるシリアルポートの搭載、プリントサーバ機能、UPnP対応、そして質問形式でルータを設定できる「かんたん設定ウィザード」など。Windows Messengerは、ファイル転送を含むすべての機能に対応できる。

 ブロードバンルータとしては、NAT/IPマスカレードはもちろん、パケットフィルタリングやDMZなど、一般的な機能はすべて押さえた。ただし、PBR005に搭載されていたPPPoE時の複数ISP登録機能だけは省かれている。

 主な仕様は下記の通り。6月14日に出荷を開始する。

製品名PBR006
WAN側ポート10/100BASE-TX×1ポート
LAN側ポート10/100BASE-TX×4ポート
プリンタポートD-sub25ピン(セントロニクス仕様)
シリアルポートS-sub9ピン
本体サイズ197(幅)×114(奥行き)×29(高さ)ミリ
重量700グラム
電源ACアダプタ

ブリッジ機能付き無線LANアクセスポイント

 PBW004は、IEEE 802.11b準拠の無線LANアクセスポイント。ブリッジモードを搭載し、PBM004同時の通信も可能になっている。


ブリッジモードに対応するPBW004

 本体には2ポートのスイッチングハブを搭載したほか、プリントサーバ機能をサポートしており、本体背面にセントロニクスパラレルポートを備えている。

 PBW004の定価は2万9800円。7月上旬に出荷される予定だ。

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[芹澤隆徳, ITmedia]

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