ワールドカップをオフィスでこっそり楽しむ法ついに世界サッカーファンの式典、ワールドカップが開催された。サッカーは見たいが、有給休暇は許してもらえなかった……そんなビジネスマンがオフィスでW杯を楽しむには?
ディウフの高速ドリブルに酔いしれ、クローゼのハットトリックに歓喜し、バティ・ゴールに咆哮する。ワールドカップ開幕以来、サッカーファンにはこたえられない日々が続く。しかし、会社勤めのビジネスマンは、日中見たい試合も見れず、社内で悶々とするケースもままあるのではないだろうか。 そんなあなたには、テレビではなくインターネットでワールドカップを楽しむのがおすすめだ。社内でPCをにらみ、さも真剣に仕事をしているフリをしながらサッカーにうつつをぬかす。そんな時、役立つブロードバンド・サイト集をお届けしよう。
せっかくブロードバンド回線があるなら、ワールドカップも動画で見たいもの。この要望を満たすのがYahoo! JAPANの「ビデオハイライト」だ。全64試合のハイライト映像(各試合4分)を毎日、最終ゲーム終了から約3時間後に配信する。ビットレートは28.8Kbps〜300Kbps。
気になる料金だが、このサービスは「FIFA VIPクラブ」会員向けとなっており、会員登録に2500円が必要。会員にはほかに、スクリーンセーバやビンテージ映像のダウンロードなどの特典もつくが、高いと見るか安いと見るか? 米Yahoo!は2002年と2006年の公式サイトを独占的に制作・運営する契約を結んでおり、今回はインターネットによる世界独占配信権を獲得している。ネットを通じてFIFAワールドカップのハイライトシーンが公式に配信されるのは史上初という。
試合の経過を知りたいなら、速報を配信するサイトは多い。常時接続環境を生かし、1サイトは立ち上げておきたいものだ。 「Yahoo! スポーツ」では、サイト内に全64試合の模様をテキストでリアルタイムに実況する「試合速報」や、試合経過とハイライト写真(1試合20〜30枚)を提供する有料サービス「写真速報」(期間中300円)をそろえる。ほかにも1日1ゴールのペースでアニメーションで再現する「ゴールシーンアニメーション」など、コンテンツは豊富だ。
「gooワールドカップ特集」にも、「試合速報」コーナーが新設された。全試合について共同通信社が提供する試合経過速報を、3〜4分おきに配信する。また各試合ごとに「詳細ページ」を用意しており、当日の先発メンバーや、各試合の得点経過、写真ニュース、交代や退場などのデータ、戦評などを掲載する。
新聞社などのサイトも、情報が早い。「アサヒ・コム」では、サイトのトップページに各試合のスコアが掲載されているほか、「実況中継」をクリックすれば、テキストでリアルタイムに経過を確認できる。
ワールドカップ関連の、音楽ビデオクリップを視聴できるサイトもある。 ソニー・ミュージックエンタテインメントのブロードバンドサイト「MORRICH」では、ジダン、フィーゴ、エムボマなどサッカー界のトッププレイヤー45名からなる異色ユニット“ラブ・ユナイテッド”が歌う「Live For Love United」など、ワールドカップ関連の楽曲プロモーション映像を配信する。ビットレートは520Kbps。 ほかにも、開幕戦の選手入場の際にスタジアムで流れたヴァンゲリスの「ANTHEM」や、アナスタシアが歌うワールドカップ公式テーマ・ソング「Boom」などが、それぞれ300円で有料配信される。ほかに、これらの映像をダイジェスト編集した無料版も用意されている(詳細はSony Music Online Japanのサイト参照)。
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