トレンドマイクロ、5月のウイルスレポート KLEZの猛威際だつ トレンドマイクロは、2002年5月度のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の4455件で、前月の2倍近い数字になっている。いかにKLEZが感染を広めているかがわかる数字だ。
今月、あらたにランキングに登場したのがVBS_REDLOF.Aで、IEのセキュリティホールを使ってWindowsのシステムファイルを破壊するというもの。報告数は少ないが、要注意である。
全体として、VBS_REDLOF.A以外は先月と同様のウイルスが並んでいるが、やはりKLEZの被害・発見件数の多さが際だっている。KLEZは、今年2月にランキングに復活して以来、爆発的な増加が続いているが、トレンドマイクロによれば、5月末になって報告が減り始めているという。3ヶ月以上にわたって続いた感染拡大も、ようやく収束に向かいそうだ。
トレンドマイクロ発表の2002年5月度のウイルス被害ランキングは以下のとおり。
関連リンク トレンドマイクロ [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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