Apacheを狙うワーム、感染拡大せずセキュリティ修正パッチを適用していないFreeBSDベースのApacheを狙ったワームの登場が報告されたが、これまでのところこのワームは、さほど感染を広げていないようだ
セキュリティ修正パッチを適用していないFreeBSDベースのApacheを狙ったワームの登場が報告されたが(昨日の記事参照)、セキュリティの専門家らが7月1日に語ったところによると、これまでのところ「FreeBSD.Scalper.Worm」と名付けられたこのワームは、さほど感染を広げていないようだ。 当初の報告では同ワームは一部サーバ間で感染を広げているとのことだったが、コンサルタントやアンチウイルス専門家らによると、活発な動きは見られないという。 ネットワーク保護サービス会社、eEye Digital SecurityのMarc Maiffret氏は、「ほとんど死滅状態。何も起きていない」としている。 既報の通りリトアニアの情報技術会社、Microlink Systemsの所有するサーバは感染に遭ったようだが、土日の間にダメージが拡大することはなかった。 Symantecのセキュリティ対策チーム主任技士のCarey Nachenberg氏も「報告は受けていない。積極的に感染を広げている兆しは見られない」としている。 一方、同社アンチウイルス研究者のPeter Szor氏は、このワームはFreeBSDのみが対象だったため大きな問題にはなっていないが、他のプラットフォーム向けに同様のワームが登場する兆しもあり、その場合、「確実にもっと大きな問題になるだろう」としている。 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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