シマンテックの6月ウイルスランキング やはりKlez シマンテックは、2002年6月の月間ウイルス被害ランキングを発表した。ランキング1位は国内・WorldWideとも「W32.Klez(クレズ)」で、件数こそ先月の2,252件から1,515件(国内)/75,628件から50,746件(WorldWide)へと減少したものの、依然他のウイルスを引き離して大きな被害をもたらし続けている。
さらにクレズの亜種の中には奇数月の6日になると発病してファイル内容を書き換えるものもあり(W32.Klez.E@mmなど)、7月6日はちょうど発病日に当たる。シマンテックではこれ以上の被害を防ぐためにも、今のうちにアンチウイルスソフトのアップデートやPCのスキャニング、またOSやソフトウェアのセキュリティホールを埋めるなどの対策をとっておくようユーザに促している。
また6月はワールドカップ開催月であったということもあり、「BAT.Beckow.Worm(ベッカウ・ワーム)」や「BAT.Wcup@mm(ダブルカップ)」など、それに便乗したウイルスが発生した。今回のウイルスはいずれも影響力が小さくランク外に終わったが、これからもこうした「イベントウイルス」の発生する可能性は少なくないと思われる。
ランキングの詳細は以下のとおり。 ■月間ウイルス被害ランキング(2002年6月:国内)
■月間ウイルス被害ランキング(2002年6月:WorldWide)
関連リンク シマンテック [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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