ADSLの選択、カギは“ワンコイン”?ADSLの「ワンコイン」キャンペーンが続々と登場してきた。開通月の翌月から3カ月間は接続料が500円になるというもので、BIGLOBE、@nifty、hi-hoの3社が相次いで発表している
ADSLの「ワンコイン」キャンペーンが続々と登場してきた。高速化による差別化は各社横並びとなり、ユーザー獲得競争の比重はキャンペーンに移っている。ADSLの導入を検討している人は、こうしたキャンペーンをうまく利用したいものだ。 通称「ワンコインキャンペーン」は、開通月の翌月から3カ月間、接続料が500円になるというもの。通常は3000円以上だから、7割以上の値引きだ。もちろん、4カ月目からは通常料金に戻るのだが、ユーザーは8000円程度の“得”となる。 現在、このワンコインキャンペーンを実施しているISPは、BIGLOBE、@nifty、hi-hoの3社だ。初期費用・NTT工事費などは別途必要だが、hi-hoだけは例外。NTT工事費を含む初期登録料の4000円が無料になる「初期登録無料キャンペーン」を実施中で、ワンコインキャンペーンと併用することができる。 また、@niftyの場合は、6月に開始した「ADSL得々キャンペーン」が適用され、メールのウイルスチェックサービスとインターネット電話「Go2Call」も3カ月間無料になる。
これらのキャンペーンは、あくまでも8Mタイプの新規ユーザー獲得を目的としたもの。つまり、1.5Mタイプへの申込み、あるいは1.5Mタイプから8Mタイプへ変更は対象外となる。 また、当然のことながら、開通日から4カ月以内に他のコースへ変更するケースも値引き対象から外れてしまう。7月中に加入した人であれば、最低10月末までは8Mのままでいる必要がある。 このため、イー・アクセスが10月にスタートする「ADSLプラス」を視野に入れている“新しいもの好き”の人は少し注意が必要だ。自分の収容局が10月にADSLプラス対応になった場合でも、1カ月間は8Mコースで我慢しなければならない。その1カ月の間に申込みが殺到すれば、「増設待ち」になってしまう可能性もある。 同様に、トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズも10月上旬から最大12Mbpsのコースを新設する。受付開始と同時に申込みたいという人は、一度タイミングを検討する必要があるだろう。 なお、アッカ・ネットワークスの最大10Mbpsサービスはコース変更を伴わないため、NTT収容局側の準備さえ整えば、モデムのファームウェアアップデートで対応可能だ。ただし、「秋」に始まるという12Mbpsサービス(正確なサービス開始日程は未定)が重なってくる可能性はある。 関連記事 T-comも最大12MbpsのADSLを提供、長距離化も 8MbpsオーバーADSL、事前に知っておきたいこと イー・アクセスの「ADSLプラス」、その機能とは? イー・アクセス、最大12Mbpsの「ADSLプラス」を10月スタート アッカ、7月中旬から最大10MbpsのADSLを開始 関連リンク BIGLOBEのキャンペーン @niftyのキャンペーン hi-hoのキャンペーン イー・アクセス [芹澤隆徳, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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