WIRELESS JAPAN展示、Photo Report東京・有明の東京ビックサイトで開幕した「WIRELESS JAPAN 2002」。展示会場で見つけた新しいデバイスをまとめて紹介
東京・有明の東京ビックサイトで開幕した「WIRELESS JAPAN 2002」。展示会場で見つけた新しいデバイスをまとめて紹介しよう。 KDDIのブースでは、今年3月から続けているFTTHトライアル(記事参照)を紹介するデモが行われていた。携帯電話から操作を行って、家庭に設置したSTB経由で家電をコントロールするという内容。
会場では、開発中のSTB「ユニバーサルホームボックス」も披露された(右写真)。エアコンや照明が用意され、auの携帯電話によって実際にリモートコントロール(左写真) トライアル参加者は、用意された携帯向けサイトにアクセスして入力を行う。この情報はネットワーク経由でSTBに伝送され、そこから赤外線信号として家電に送信される仕組み。STBにはあらかじめ、赤外線ユニットを接続しておく必要がある。
STBは組み込みLinuxベースで、MPEG-2再生専用チップを搭載している。リモートコントロールのほかに、サーバ側で遠隔管理することでソフトウェア配布、ファームウェアアップデートを自動で行えるのもウリだという。
コンテックは7月1日より出荷を開始したIEEE 802.11a準拠の無線LANアクセスポイント「FLEXLAN DS540」シリーズを展示した。前面のCFスロットにIEEE 802.11b無線LANカードを挿入することでデュアルバンド対応にできる点が特徴だ。 FLEX LANシリーズは、基本的にビジネス向け。IEEE 802.1x対応、AP間のローミング機能、さらに設定を変更せずに異なるセグメントのネットワークでも通信が可能な「IPトンネル機能」などを備えている。価格は9万円。
マクニカブースで見つけた米NCRブランドのデュアルアクセスポイント(写真上)。IEEE 802.11b準拠のAP「AP-2000」にIEEE 80211aの無線LANカードを差し込み、デュアルバンド対応にする。 製品はN+IでNECインフロンティアが出品したものと同等の製品だ。どちらも製造はAgere Systemsが担当している。カードとダイバーシティアンテナを組み合わせた「アップグレードキット」は秋頃の出荷予定。 シンボルテクノロジーズが参考出展していたのは、かなりサイズの大きなデュアルバンドAP。それもそのはず、IEEE 802.11b対応のアクセスポイントが中に「埋まって」いる。 「既存のアクセスポイントに被せることで、新たに設置場所を確保する必要がない。工事も簡単だ」(シンボル)。
サイズと形は「未来少年コナン」に登場した巨大飛行機「ギガント」を彷彿とさせる(失礼)
裏面から見たところ スペックも充実しており、IEEE 802.1x対応はもちろん、同社のハンディターミナルやCF型無線LANカードも含めた形で認証&管理できる独自ツール「AirBeam」をサポートする予定だ。 出荷は来年以降になる見込みで、価格も未定。しかし、さすがにサイズは気になるらしく、日本向け製品はもう少し小型化するよう、米国本社に働きかけているという。 関連記事 KDDIのFTTH商用化、問題はタイミング? KDDI、FTTHトライアル体験ルーム「KDDIブロードバンド・プレゼンテーションルーム」をKDDI新宿ビルにオープン [杉浦正武&芹澤隆徳, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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