ニュース 2002年7月23日 11:19 PM 更新

松下電送、インターネットFAXを発表

松下電送システムは、インターネットFAX「SP-200」を8月20日より発売する。一般の電話回線ではG3規格のFAXとして機能するほか、インターネットを介した低コスト通信に対応。メールの形でFAXの内容を転送することもできる

 松下電送システムは、インターネットFAX「SP-200」を8月20日より発売する。伝送路にインターネットを使うことによる通信コストの低減、FAXをメール転送するPC連携機能などが特徴。松下電送では、LAN敷設済みの企業などをターゲットとして、既存FAXのリプレース需要を狙う。


操作はフロントパネルで行う。PCと同じ配列のアルファベットキーにより、キーボードに近い操作感を実現

 SP-200は、イーサネットポートを備えたネットワーク対応FAXだ。SP-200を設置した企業の拠点間などはインターネット経由で書類を送受信できるほか、一般の電話回線や専用線を通じてG3規格(スーパーG3対応)のFAXとしても機能する。

 また、PCで作成した文書をプリントアウトすることなく直接相手先に送信したり、電話回線で着信したFAXを転送機能(ルーティング)を利用して指定したメールボックスに転送するといった機能を持っている(APOPやPOP before SMTPなどに対応)。その際、FAXの内容は、プレーンテキストもしくはTIFFの添付書類となる。

 このほか、SP-200は400dpi相当のA4ネットワークスキャナ、600dpiのネットワークプリンタとしても機能する。対応OSは、Windows 98/Me/2000/XP/NT4.0。

 価格は32万8000円。8月20日の出荷開始を予定している。

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▼ 松下電送システム

[ITmedia]

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