ニュース 2002年7月26日 07:26 PM 更新

ソニーマーケ、ハイアマチュアもターゲットのカムコーダなど

ソニーマーケティングは、DVカムのラインナップに新製品を追加した。DVカムコーダ「DCR-PDX10」の価格は、35万円

 ソニーマーケティングは7月26日、DVカム関連商品のラインナップに新製品を加えた。追加されたのは、DVカムコーダ「DSR-PDX10」、カムコーダと一体化可能なビデオディスクユニット「DSR-DU1」、ビデオディスクレコーダ「DSR-DR1000」、ネットワーク配信サーバ「NSP-100」および専用配信管理ソフト「BZNP-100」。価格と発売日については、下表参照。

モデル名発売日希望小売価格
DSR-PDX109月1日35万円
DSR-DU110月1日28万円
DSR-DR100011月1日80万円
NSP-10010月1日オープン
BZNP-10010月1日オープン

 同社はこれまで、DVカム関連商品を累計で5万台以上売り上げている。今後はネットワークと連動させた製品展開を行う考えで、「DVカムコーダで撮影した映像をiLink経由でPCに保存し、ノンリニアエディタで編集した後に、ネットワーク配信する、という利用形態を想定する」(ソニーマーケティング)。

DSR-PDX10


 DSR-PDX10は、107万画素のCCDを3枚搭載したカムコーダ。16:9のワイドスクリーン撮影をサポートしており、「MPEGムービーEX」機能によりMPEG-1方式の映像をメモリースティックに保存できる。

 14ビットのA/D変換機能「14bit DXP」を採用しており、黒い被写体などを撮影する際に発生しがちなデジタルノイズを抑制できる。また、USB接続でのストリーミング配信にも対応している。

DSR-DU1


 DSR-DU1は、DSR-PDXなどのDVカムコーダに一体化可能なビデオディスクレコーダ。40GBのハードディスクを内蔵しており、DVカムフォーマットで3時間の録画が可能。

 iLinkインタフェースはAV/C(Audio Video/Control)とSBP2(Serial Bus Protocol 2)の2つのプロトコルをサポートしており、互換性のあるノンリニア編集機ならデジタイズ不要で編集できる。また、キャッシュ記録機能によりRECボタンを押す前の、最大8秒間の映像を常時記録しているという。

DSR-DR1000


 DSR-DR1000は、3.5インチ80GBのハードディスクを内蔵したビデオディスクレコーダ。DVカムフォーマットによる6時間の記録が可能で、AV/CとSBP2の両プロトコルに対応している。

 PLAY中に任意で設定した複数のIN/OUT点をつなげることで、簡易カット編集が可能(クリップセグメント機能)。また、ソフトウェアアップデートによってFTP伝送も可能に設計されているという。

NSP-100


 NSP-100は、IPネットワーク上でのコンテンツ蓄積・送出を実現する配信サーバ。MPEG-2による4〜9Mbpsの配信が可能で、40GBのハードディスクも内蔵している。

 専用配信管理ソフト「BZNP-100」を用いれば、映像、音声、静止画、テロップおよびレイアウトを決めてエンコード、配信できる。


プレス説明会では実際に、会場の様子をその場で撮影、事前に用意した素材と合成してインターネット配信可能なコンテンツにまとめてみせた

関連リンク
▼ ソニーマーケティング

[杉浦正武, ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.



モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!