ニュース	2002年7月30日　08:44 PM 更新

NTT東と代ゼミなど、授業の動画配信などを共同実験

　NTT東日本と日本入試センター代々木ゼミナール（代ゼミ）と東京リーガルマインド、京都造形芸術大学は、著作権保護技術を利用したコンテンツ配信実験を8月1日に開始する。

　ブロードバンドネットワークでの動画コンテンツの配信手法や、NTT東日本が開発した動画配信プラットフォームの検証を行う。著作権保護にはマイクロソフトの「Windows Media Rights Maneger」を採用した。

　NTT東日本は実験で、B2B/B2E（企業−従業員）／B2Cの配信モデルについて、著作権保護技術を用いたコンテンツ配信方法、配信ネットワーク、PCとセットトップボックスでの視聴環境の違いなどを検討する。配信ネットワークには、インターネットと地域IP網を利用する。

　代ゼミは、同社代々木校の授業映像を分校や提携高等学校のPCに配信。セットトップボックスへの配信も行い、端末を限定したコンテンツ配信モデルの検証する。

　また東京リーガルマインドは資格講座を配信。モニター会員限定で授業を配信する場合の配信モデルを検証する。

　京都造形芸術大学は講義をストリーミングとダウンロードで配信し、受講者を限定した場合の著作権保護技術の有効性や、動画配信プラットフォームを使った芸術表現方法や学習効果を検証する。

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