ニュース 2002年7月31日 07:14 PM 更新

NTT東、サーバ指向P2Pを利用した双方向コンテンツ流通ネット実験


 NTT東日本は7月31日、ネットワークストレージとサーバ指向P2P(ピアトゥピア)通信を利用したブロードバンドコンテンツ流通の実験を8月1日から始めると発表した。

 クライアント−クライアント間による直接通信を行うP2Pシステムではなく、間にサーバを介在させるサーバ指向型P2Pシステム「パーソナルポータルプラットフォーム」(仮称)を構築。ネットワークストレージと組み合わせ、動画大容量コンテンツの共有や交換をユーザー同士で行える「双方向CDN」(コンテンツデリバリーネットワーク)を実現する。

 実験には都内の音楽制作会社など8社が参加。ファイルの公開/非公開などを指定できるストレージ機能や、Webメールに似たインタフェースを使って大容量コンテンツを企業間で交換できる機能、登録された動画ファイルの自動インデックス化機能などを提供。参加企業は、同プラットフォームを利用して協業企業とコラボレーションしたり、映像検索データベースなどとして利用する。

 NTT東日本はプラットフォームを運用しながら、システムの技術面やコスト面の課題を検証する。実験は9月30日までの2カ月間。

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