トレンドマイクロ、2002年7月のウイルス感染レポートを発表 トレンドマイクロは、2002年7月度のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の1,999件。KLEZについては、5月が4,455件、6月が2,809件ということで順調に減少しているもののダントツのトップが続いている。
今月あらたにランキングに登場したのはWORM_FRETHEM(フレゼム)で、「Re: Your password!」というタイトルとdecrypt-password.exeという添付ファイルが送られてくるワーム型ウイルス。IEのセキュリティホールを使って、メールをプレビューしただけで発病する。
このセキュリティホールは2001年3月に公表されたものだが、今回のトップ10だけでみても、KLEZ(1位)、FRETHEM(2位)、BADTRANS.B(3位)、NIMDA(5位)が発病に使用している。1年以上たっても対策されていないPCがあるということだろう。もっとも、添付ファイルをクリックして開くとセキュリティホール対策をおこなっていても発病するため、アンチウイルスソフトを併用する必要がある。
トレンドマイクロ発表の2002年7月度のウイルス被害ランキングは以下のとおり。
関連リンク トレンドマイクロ [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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