7月のウイルス報告、トップはKlez-H、僅差でFrethemとYahaが続く アンチウイルスソフトベンダーのソフォスは、2002年7月のウイルス報告状況を公表した。それによると、トップはW32/Klez-H(17.7%)で、2位のW32/Frethem-Fam(17.0%)、3位のW32/Yaha-Eが僅差で迫る結果となった。この数字は、ソフォスに寄せられたワールドワイドの報告を元にしたもの。
トップ10すべてがWindowsベースのウイルスとなっているが、今回の上位4種(W32/Klez-H、W32/Frethem-Fam、W32/Yaha-E、W32/Badtrans-B)および、再登場した8位のW32/Klez-Eや9位のW32/Nimda-Aは、InternetExploerのセキュリティホールを使用して、感染メールのプレビューだけで発病するタイプのワームである。
悪用されているInternetExplorerのセキュリティホールは、すでに個別パッチだけでなく累積パッチに含まれる形で修正が提供されているにも関わらずこれだけ被害を出し続けている。多くは派手な症状を起こさないウイルスであり、セキュリティに関心の薄いユーザにとっては、自分のPCが感染しているかどうかすら分からないのだろう。ウイルスからPCを守るには、セキュリティホール対策とアンチウイルスソフトの併用は欠かせない。
ソフォス発表の2002年7月度のウイルスランキングは以下のとおり。
関連リンク ソフォス [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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