ニュース	2002年8月5日　07:08 PM 更新

加納典明もデジタルコンテンツ参入

あの加納典明氏が、デジタルコンテンツの業界に参入する。8月5日よりiモードサイトをオープンし、来年にもブロードバンドサイトを立ち上げる予定だ

　カメラマン加納典明氏が、デジタルコンテンツ制作に乗り出す。

　8月5日、iモード公式サイト「加納典明ワールド」がオープンした。典明氏によるグラビアアイドルの撮りおろし写真をダウンロードできるほか、相性診断ゲームや着信音声データ、アイドルの素顔を紹介するコンテンツなどが用意される。

　料金は月額300円で、「メニューリスト」−「待受画面／iアプリ待受」−「グラビア」からアクセス可能。サイトには大城美和、川村亜紀、小池栄子、佐藤江梨子、根元はるみ、眞鍋かをり、MEGUMIなどのアイドルが登場するという。

勢ぞろいしたアイドルたち（クリックで拡大）。「マネージャーには、『典明さんは乗せるのが上手いから、乗せられて脱いじゃわないよう気をつけてね』といわれました（笑）」

　典明氏は、作品をデジタルコンテンツとして発表することに前向きな姿勢。

　既に篠山紀信氏（記事参照）や宮澤正明氏（「宮澤正明電脳写真館」参照）といったカメラマンが、同様の取り組みを行っていることにも言及し、「満を持して、自らプロデュースしたいと思った」と心情を話した。

「すっかり裸なら（撮るのは）得意だが、水着ではどう突っ込んでいくか迷った」と典明氏。アイドルから、撮影中にはきわどい発言も飛び出すと指摘され「そんな失礼なこと言ったの！」

　今回、コンテンツの企画、開発、運営を担当するのはゲームソフト開発会社である日本テレネットだ。同社は2000年から、携帯向けパチンコサイト「パチンコ倶楽部」を運営しており、「会員30万人を獲得して、成功している」（日本テレネットの福島和行社長）。加納典明ワールドは、携帯サイト第2弾との位置付けだ。

　福島社長は9月から、加納典明ワールドをEZwebでも開始すると話す。「DVDのパッケージソフトを制作するほか、PDAにも進出する。また、来年には動画を用意して、ブロードバンドコンテンツもやりたい。その場合は“水着を着けていない”種類のものもそろえるつもりだ」。

　ブロードバンドコンテンツでは、BIGLOBEと提携する予定で、実際に数社と話し合いを進めているという。福島社長は、ゆくゆくは海外進出も目指すと、意気軒昂だった。

発表会では、グラビアアイドルたちの水着姿も披露された（六本木プリンスホテルのプールサイトにて）

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[杉浦正武, ITmedia]

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