ニュース 2002年8月19日 07:06 PM 更新

オンラインゲームの普及はオフラインから――ラグナロクカンファレンス開催

ネットワークRPG「ラグナロクオンライン」のファンサイト運営者などを集めた「ラグナロクカンファレンス2002 Summer」が、東京渋谷で開催された

会場
 8月18日、ネットワークRPG「ラグナロクオンライン」のファンサイト運営者などを集めた「ラグナロクカンファレンス2002 Summer」が、東京渋谷で開催された。

 ラグナロクオンラインを日本で運営するガンホー・オンライン・エンターテインメントが、開発元である韓国グラヴィティ社CTOのHak-Kyu Kim氏やラグナロク原作者のLee Myoungjin氏を招いて催したもので、今回はランダムに選ばれた約80名のファンサイト運営者が招待された。ラグナロクは現在ベータテスト中の人気MMORPGで、日本のOpenβ2サーバが14日夜に公開された。

 今回のラグナロクカンファレンスは、ラグナロクの今後の方向性についての説明や、ファンサイト運営者および9月29日に開催されるラグナロクオンリーイベント「RAG-FES2」主催者・参加者との関係強化をはかるためのもので、立食パーティ形式のフランクな形でおこなわれた。

 冒頭、孫社長をはじめとするガンホー側スタッフと、グラヴィティのKim CTO、原作のLee氏が挨拶に立ち、トラブルについての謝罪や今後の体制などについて説明があった。ラグナロクOpenβ2本体については、追加された機能および実装がまだのものについて直接Kim CTOから説明があったが、未実装のもののうち、やはり大きいのはギルドだろう。パーティよりも大きな団体としてユーザ間交流のコミュニティ機能を充実させるほかに、ギルド対ギルドの戦闘(戦争)なども可能になるという。

左がガンホーの孫社長、中央がグラヴィティのKim CTO
 途中設けられた質問タイムには、Openβ2でのゲームバランス調整や、PK(Player Kill)の実装などについて質問がなされた。PKについては現在直接は行えないが、上述のギルド戦に限る、あるいは特定個人間での戦闘に限るといった案の他、地域で制限をかける、年齢制限付きサーバでのみ許可するといった案が示され、実装されても制限付きでのものとなりそうだ。

 ラグナロクは現在、韓国や日本、アメリカなどにユーザがいるが、それぞれ国ごとにプレイスタイルが違っていて、韓国では短時間にどれだけレベルを上げられるかに挑戦するプレイが、アメリカではチートを含めたキャラクタ強化が流行っているという。ちなみにKim CTOは、日本のユーザの「創意的な」(Kim氏)スタイルが一番好きだとのこと。

Kim氏とLee氏のサイン会。β2クライアントのCD-Rやノベルティグッズが配布された
 なお、ガンホーが日本でのサーバ運営などに携わることになっても、オンラインでの韓国スタッフによるサポート提供などは継続して行われるという(ガンホーは、サーバ・ネットワーク運営やオフラインサポート、広報活動などをおこなう)。ガンホーでは、オンラインゲームの「生きて変化し続ける」(孫社長)という特徴を活かす意味でも、ファンサイト・ファンイベントなどとの連携を大事にしたいとしており、今後もこういったオフラインイベントを通じてファンとの交流を進めたいとしている。

関連リンク
▼ ガンホー・オンライン・エンターテインメント
▼ ラグナロクオンライン
▼ グラヴィティ

[記事提供:RBBTODAY ]



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