ニュース	2002年8月20日　08:17 PM 更新

インターネットは“おかあさんといっしょ”

「gooリサーチ」の調査によると、自宅でインターネットを利用する小学生のうち、48％が母親と一緒に閲覧しているという。父親が一緒のケースもあわせると71％となる

　インターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」の調査結果によると、自宅でインターネットを利用している小学生のうち、7割以上が両親のいずれかと一緒にWebを閲覧しているという。インターネット利用が活性化＆長時間化する一方、小学生は保護者の管理下で使用している現状が浮き彫りになった。

　この調査は、小学生向けのポータルサイト「キッズgoo」で7月2日から8月9日に公開実施したアンケートをまとめたもの。小学生がいる世帯の保護者、822人から有効回答を得た。

　これによると、1週間あたりの利用時間は、「1時間以上」と回答した保護者が約7割、5時間以上という回答も18％に上った。

　また、両親のいずれかが子どもと一緒に閲覧していると回答した人は71％だった。とくに、母親は48％が何らかの形で子どものインターネット利用につきそっているという。一方、父親が一緒の割合は23％と、母親の半数以下に止まっている。

子どものインターネット利用時における両親の同伴閲覧割合（子どもは未就学児、中学生以上を含む）

　なお、インターネット接続環境の内訳は、44％がADSL、25％がCATVインターネット。これに定額制の「フレッツ・ISDN」利用者10％を合わせると、実に82％が常時接続環境という。「ブロードバンド回線の普及が小学生のネットユーザーにも及んだ結果」（gooリサーチ）。

自宅でインターネットを使う小学生の接続環境（出典はgooリサーチ）

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gooリサーチ

[芹澤隆徳, ITmedia]

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