ニュース 2002年8月21日 07:18 PM 更新

SME、「MAGIQLIP」による楽曲の有料配信サービスを開始


 ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は、同社の楽曲配信サイト「bitmusic」上にて、新プレーヤソフトウェア「MAGIQLIP」を採用した有料配信サービスを開始した。

 MAGIQLIPは、OpenMG XとLABELGATE-MQ方式に対応した配信・プレーヤソフトとなる。また、今後bitmusicで配信する楽曲がLABELGATE-MQに対応することで、これまでの配信方式であるLABELGATE方式を使った楽曲の新規リリースは8月17日で終了となり、今後はLABELGATE-MQに対応したものになる。なお、10月1日以降はbitmusic上のすべての楽曲がLABELGATE-MQに対応したものとなり、OpenMG Xで管理される楽曲となる。このため、今後オンラインで楽曲を購入するには、MAGIQLIPへの切り替えが必要となる。

 MAGIQLIPは、bitmusicのサイトから無料でダウンロードできる。また、既存プレーヤのOpenMG JUKE BOXやSonicStageに自動転送する機能も持つため、MAGIQLIPをダウンロード専用ソフトとして利用し、これまでどおりOpenMG JUKE BOXやSonicStageを使った再生や転送も利用できる。

bitmusic対応の新プレイヤー「MAGIQLIP」

 ユーザーはMAGIQLIPに移行することで、LABELGATE-MQ方式を使った音楽配信を利用できる。LABELGATE-MQは、国内のレコード会社9社が利用する共通方式であるため、レーベルを超えた楽曲のオンライン購入が実現する。また、MAGIQLIPに移行することで、楽曲自体をファイルとして扱えるようにもなり、楽曲をメールへの添付やCD-Rを通して第三者にデータを渡すこともできる。また受け取った第三者はライセンスを購入すればその楽曲を再生できるようになる。

 MAGIQLIPへの移行メリットは、ユーザにとっても非常に大きいものとなる。特に、MAGIQLIP経由の購入情報はすべてサーバが管理する。万一ハードディスクをクラッシュさせたとしても、MAGIQLIPのリストアキーがあれば購入情報をたぐれるため、復旧も容易にできるようになる。

関連リンク
▼ ソニー・ミュージックエンタテインメント
▼ bitmusic

[記事提供:RBBTODAY ]



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