ニュース 2002年8月27日 10:29 PM 更新

懐かしのゲーム、ネットで復活

「クレイジークライマー」「エレベーターアクション」「奇々怪界」「ムーンクレスタ」「モモコ120%」……。ゲームセンターで熱中した、あの懐かしいゲームたちがインターネットで復活する

 メディアカイトは8月27日、かつて一世を風靡したアーケードゲームをインターネット経由で配信する「ネットげーせん」を発表した。「クレイジークライマー」「エレベーターアクション」「ムーンクレスタ」など、1970〜1990年代にゲームセンターで人気を集めたゲームやマニアックなゲームを集め、大手ISPなどを窓口として有料配信を行う。サービス開始は9月11日の予定だ。


タイトーの人気ゲーム「奇々怪界」。最近ではゲームボーイアドバンス版も登場している


ジャレコ(現PCCW Japan)が1986年に発表した横スクロールアクションゲーム「モモコ120%」。ファミコンに移植されたとき、なぜかモモコはラムちゃんに替わっていた……

 ネットげーせんの特徴は、アーケードゲームを忠実に再現している点だ。それもそのはず。同社が採用した配信システム「OAGC」(Online arcade game center)は、ゲームデータをダウンロードして、PC上でゲーム基板のエミュレーションを行う。「エミュレーションというとアンダーグラウンドなイメージが付きまとうが、ネットげーせんは当時のゲームを忠実に再現しながら、著作権管理を実現している」(メディアカイトの飼沼憲泰社長)。

 ゲームを提供するのは、サン電子、タイトー、データイースト、日本物産、パシフィック・センチュリー・サイバー・ワークス・ジャパン(PCCW)の5社。サービス開始時には、データイーストを除く4社の54タイトルがラインアップされるという。「既に200タイトル以上が契約済み。毎月10タイトル前後を追加していく予定だ」(飼沼氏)。

ISP・ポータル名オープン予定日
@nifty9月11日
BIGLOBE9月11日
So-net9月11日
ODN近日オープン予定
DION9月11日
ASAHIネット9月11日
コジマネット9月11日
7ドリーム.コム9月11日
ドリームネット9月11日
excite9月11日
LYCOS9月11日
フレッシュアイ9月11日
げーまに9月11日
クラブビットウェイ9月11日

How to ネットげーせん

 ユーザーはまず、ネットげーせんのサイトから「ランチャー」をダウンロードする。ランチャーは、ゲームの選択・プレイにくわえ、ユーザー同士のコミュニケーション機能を備えた専用ソフト。メッセンジャーやチャットの機能を備えており、対戦相手を探すときに便利だ。


ランチャーの画面

 ランチャーを立ち上げたら、バーチャルコインを購入する。コインは基本的に1枚50円換算だが、まとめ買いのボーナスコインがつき、一度に多く購入するほどお得だ。実際の課金には凸版印刷の小額決済システム「Bitway」を採用しており、ISPの月額料金などと一緒に口座から引き落とされる。また、クレジットカード決済や、コンビニ決済(げーまにのゲーマネー利用時)も可能だ。

セット価格コイン数
A500円12枚
B1000円20枚
C3000円60枚
D5000円140枚


ネット対戦や「観戦モード」もある

 ゲームは、初回起動時のみデータのダウンロードが行われる。ただし、ダウンロードするデータは、全体の98%だ。「残りの2%はスタートキーとして利用する。ゲーム起動時に残りの2%をダウンロードして、プレイが終了するとこの2%は削除される仕組みだ」(同氏)。もちろん、ゲームそのものにも128ビット暗号化が施され、ゲームプログラムの不正利用やコピーを防ぐという。

 また、プレイ中も1分間に1回の割合でステータスチェックを行うため、プレイ中はインターネットに接続し続けている必要がある。回線速度は56Kbpsでも問題はないが、常時接続環境のほうが便利だ。


ランチャーにはコミュニケーション機能がある。ほかの参加者にメッセージ(左)を送り、チャットも可能(右)

 PC側の推奨スペックは、Windows 98以上、Pentium II/400MHz以上、500Mバイト以上のHDD容量など。Internet Explorer 4.0以上とDirect X8.0以上も必須だ。もちろん、ゲーム基板は必要ない。

(C) TAITO CORPORATION 2002;(C)2002 SUNCORPORATION;(C)2002 Nihon Bussan Co., Ltd.;(C)PCCW Japan 2002(C) MediaKite;(C)billybala iGame

関連リンク
▼ メディアカイト

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▼ 「ネットげーせん」が延期された理由

[芹澤隆徳, ITmedia]

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