ニュース 2002年9月20日 06:48 PM 更新

FTTH、今年度内に42万まで伸びる可能性も――矢野経済研究所

矢野経済研究所は、FTTH市場の現状と将来展望について、調査結果の概要を公開した

 矢野経済研究所は、FTTH市場の現状と将来展望について、調査結果の概要を公開した。参入業者の増加から価格競争が進み、7月末時点で約8万5千回線のFTTHが、2002年度末には28万−42万回線にまで増加すると予測している。一方、FTTHサービスの低価格化は機器ベンダにも影響をおよぼし、接続に使用される光メディアコンバータの急激な低価格化とベンダの絞り込み、PONシステムの採用も進むという。

 発表によれば、2002年度末のFTTH回線数(予測)は、現在の状態のまま推移した場合28万回線に、キャリアの積極的な普及への取り組みがあった場合で42万回線程度までの伸びが期待されるという。今年初めにはNTT東西や有線ブロードネットワークスなどに限られていたFTTHキャリアだが、電力系などを中心に参入が相次いだことから価格競争やサービスエリアの拡大が進み、加入が促進されると見られている。

 FTTHキャリア間の競争が進む中で、単にインターネットへのコネクティビティを提供するだけでなく、IP電話やコンテンツサービスまで含めたトータルサービスへと移行するとしており、今後はこうしたサービスのシフトがユーザー層の拡大にどの程度寄与するかが鍵となりそうだ。

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▼ 矢野経済研究所

[記事提供:RBBTODAY ]



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