ナカヨ通信機、100Mbpsの無線システムを参考出展ナカヨ通信機はCEATEC JAPAN 2002会場で、100Mbpsの赤外光無線伝送システムを参考出展していた。年末から来年3月にかけて量産する予定で、価格は20万円から50万円を見込む。
これは赤外線により、200メートルの距離内で100BASE-TXの全二重通信を行うシステム。主に企業向けのビル間通信などの用途を想定しているという。会場では、実際に6Mbpsの映像を伝送、表示させるデモを行っていた。
機器後部にはランプが3つあり、いくつ点灯しているかで通信状況が分かる仕組みになっている(右) 説明員は、こうした無線通信システムで顧客が特に気にするのは、その伝送距離だと離す。「本システムでは、条件によっては400メートルの伝送も可能。ただし、屋外での利用を想定しているため、雨や霧などの天候を考慮して10dB(デシベル)のマージンをとったため、200メートルという数値になっている」。 説明員はまた、コンシューマー向け無線システムとして今後の普及が予想されるIEEE 802.11aについて「規格の上では最大54Mbpsといっても、実効スループットは30Mbps程度。こちらは、実効スループットで90Mbpsを実現している」とした。 関連記事 スカイファイバーと不動産業の微妙な関係 スカイファイバーがビル間を赤外線で接続。丸の内の5ビルでメッシュ接続し、622Mbpsのネットワークに 関連リンク ナカヨ通信機 [杉浦正武, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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