トレンドマイクロ、2002年9月のウイルス感染レポートを発表 トレンドマイクロは、2002年9月度のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、最も被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の1750件。
KLEZについては、7月が1999件、8月が1561件ということで順調に減少していたが、9月になって若干の増加となっている。他のウイルスでも「根絶」されるケースはほとんどなく、ある程度まで減ると下げ止まってしまうが、KLEZの場合は発信者詐称によって、この下げ止まりが他のウイルスよりかなり高いところで起きていると見ることもできる。
今月新たにランキングに登場したのはTROJ_JAPSX.A(ジャプエスエックス)で、起動時にアダルト画像を表示するなどの動作をするもの。添付ファイル名で受信者にクリックさせるタイプながら2位にランクインしているということで、「不用意に添付ファイルを開かない」という原則を改めて強調しておく必要があるだろう。
今月は、JAPSX.A以外はいずれも既知のウイルスであり、しかもKLEZに代表されるようにセキュリティホールを使って感染を広げるタイプが中心となっている。InternetExplorerやWindowsのセキュリティホール対策は、面倒でもこまめに行っていただきたい。
トレンドマイクロ発表の2002年9月度のウイルス被害ランキングは以下の通り。
関連リンク トレンドマイクロ [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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