ニュース 2002年10月7日 08:15 PM 更新

JSAT、ケーブルテレビ局向けPPVコンテンツ供給へ

柔軟にコンテンツを配信する手法として、CATV業界から期待されるペイ・パー・ビュー方式。JSATは来年春にも、同方式でのコンテンツ供給を開始する

 ジェイサット(JSAT)は100%出資の子会社ジャパンケーブルキャストを設立し、CATV局向けにデジタルコンテンツをペイ・パー・ビュー(PPV)方式で供給するサービス「J-HITS」を開始すると発表した。2003年度第一四半期のサービス開始を目指す。CATVで本格的PPVサービスが提供されれば、国内初の事例になるという。


J-HITSのネットワーク構成

 通信衛星を利用したケーブルテレビ局専用のコンテンツ・デリバリー・ネットワークを構築し、32チャンネル以上のコンテンツを伝送する予定。うち、12チャンネルがPPV関連サービスになる見込み。

 トランスモジュレーション方式に対応しているため、CATV局側は設備投資が少なくてすむ。また日本ケーブルラボ標準規格である3通りのC-CAS(Conditional Access System)全てに対応しているため、各局の視聴制御システムに柔軟に対応可能という。

関連リンク
▼ デジタル放送時代のCATVの現状と課題
▼ ケーブルテレビ2002:CATVはどこまで“光化”する?

関連リンク
▼ ジェイサット

[杉浦正武, ITmedia]

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