シマンテック、2002年10月のウイルス感染レポートを発表 シマンテックは、2002年10月のウイルス感染被害ランキングを公表した。それによると、10月に国内で最も被害件数が多かったのはW32.Klez(クレズ)の967件。ただ、海外を含むワールドワイドではW32.Bugbear@mm(バグベア)がダントツのトップ、4万7008件となっている。
今月は、国内・ワールドワイドとも、W32.Klez、W32.Bugbear@mm、W32.Opaserv.Wormの3つのウイルスが上位を占めている。W32.Bugbearは、IEのセキュリティホールによってプレビューだけで発病する機能のほか、Windowsのフォルダ共有機能でも感染を広める多機能型となっている。また、W32.Opaservはフォルダ共有で感染を広めるタイプだ。BugbearもOpaservも、まだ日本ではKlezほど広まってはいないが、今後何かのきっかけに海外と同様に感染が広まるおそれがある。
Klezが収束のきざしを見せ始めた矢先のBugbear/Opaservの感染拡大ということで、継続的なウイルス対策の重要性を改めて認識するきっかけとしたい。
■月間ウイルス被害ランキング(2002年10月:国内)
■月間ウイルス被害ランキング(2002年10月:WorldWide)
関連リンク シマンテック [記事提供:RBBTODAY ] モバイルショップ
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