ニュース	2002年11月7日　02:55 AM 更新

CTCとCommWorks、「050」IP電話で協業

　伊藤忠テクノサイエンス（CTC）と米CommWorksは、通信事業者向けのIP電話システムの構築・販売で協業すると発表した。「050」で始まる着信番号の付与に伴い、IP電話の需要が急増すると判断、国内の通信事業者に対する営業力を強化する。

　両社は、IPテレフォニー関連機器にSI、保守などを合わせ、ソリューションパッケージとして提供する計画だ。CommWorksがソフトスイッチ、PSTN（電話公衆網）との接続に必須となるメディアゲートウェイ／シグナリングゲートウェイ、ユニファイドコミュニケーションシステム、そして認証・課金システムのバックエンドサーバといったハードウェアをそろえる。一方のCTCは、IP電話システムの構築および保守サービスを担当する。

　CTCの営業部門長の中野亨常務は、CommWorks製品について、「IP電話システムインフラからユニファイドコミュニケーション等のきめ細かなアプリケーションまで提供できる点、国内の電話交換機信号処理に対応している点を評価した」と話している。

関連リンク
CTC
CommWorks

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

---