ニュース	2002年11月11日　09:45 PM 更新

goo、ゲームソフトをダウンロード販売――第1弾は「プリストンテール」

NTT-Xは、同社が運営するポータルサイト「goo」でゲームソフトのダウンロード販売を始めた。第1弾として、韓国で人気のMMORPG「プリストンテール」を販売する

　NTT-Xは11月11日、「gooゲーム」上でゲームソフトウェアをダウンロード販売すると発表した。第1弾として韓国などで人気のMMORPG（Massively Multi-player Online RPG）「プリストンテール」を販売する。

　gooゲームはゲーム情報に加え、無料オンラインゲームや、通信ゲームの対戦相手マッチングサービスなどを提供するゲームポータルサイト。インターネット環境のブロードバンド化に伴い、大容量のファイルをダウンロードするサービスの提供も可能になったと判断、今回のゲームソフト販売に踏み切った。

ダウンロードから決済まで、gooで一元管理

　ユーザーはゲームソフト購入にあたり、あらかじめ会費無料の決済サービス「gooID」に登録する必要がある。gooIDに登録できるクレジットカードは、VISA、Master、JCB、アメリカンエクスプレス、ダイナースの5種類。これにより、代金決済のほか、通信ゲームで設定されることの多い月額利用料金も支払い可能となる。

　ソフトウェアはNTT-Xのサーバ内に収容され、そこからダウンロードされる。提供するソフトウェアは、特に容量の制限を設けないという。

　なお、ゲームの内容が事前に十分把握できない、というユーザーの不安を解消するため、ダウンロード後に一定の無料利用期間が設けられる。たとえば「プリストンテール」なら、7日間は無料でプレイできる。

初心者でも楽しめる「プリストンテール」

　同サイトで最初に販売されるソフトは、このプリストンテールだ。韓国のβテストでは160万人のユーザーを集めた人気ソフトで、プレイヤーはプリストン大陸の“テムスクロン族”の一人となり、冒険を進めていく。ゲームの基本コンセプトとして、「マウス中心の、初心者にも簡単に操作可能」をうたっている。

　ユーザーはキャラクター作成時に、「メカニシャン」「ファイター」「バイクマン」「アーチャー」の4つの「クラス」から1つを選択する。選んだクラスによって容姿や能力、使える特殊攻撃／特殊防御も変化する。

　ゲーム内では街や森、砂漠などがすべて3Dで表現されており、 カメラ（視点）モードを切り替えればズームや回転表示させることも可能。お気に入りの景色を背景に、仲間と記念撮影なども楽しめるという。

　利用料金は、ソフトウェア代金が2800円。これに30日間の利用権が付いている。プレイ料金は30日間利用可能な「トラベル30」コースが1200円、90日利用できる「トラベル90」コースが3300円。180日間利用できる「トラベル180」コースは、6000円。ゲーム内容は随時アップデートされるため、長い期間ゲームを楽しめるという。

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[杉浦正武, ITmedia]

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